参加させて頂きました。
よく手入れの行き届いた牧場のお手本の様な敷地内を入っていくと、
果てしなく広い放牧場から、かすかに羊たちの声が風に乗って聞こえてきました。
今回放出される二十数頭のサフォークたちは、一頭づつ丁寧にせりに掛けられ、
開始値こそお小遣い程度ですが、競り落とされる頃の金額はため息が出るものばかり。
ただ、はるばる奈良から軽トラでやって来た私を、カラ荷で帰すのは不憫に思ったのか、
一頭だけ私の想定値で落とさせて頂くことができました。
関係者の皆様、お気遣いいただきありがとうございます。
トラックに積み込む時、牧場の皆さんが奈良までの長旅を気遣って(私ではなく羊の)、
荷台いっぱいにとても美しい敷き藁を敷いて下さいました。
私も、羊が道中で食べる、とっておきのチモシーを奮発して準備したのですが、
羊がそれに口をつけることはなく、敷いてある藁を食べていました・・・。
果たして羊せんべいはお口に合いますのやら。
なお、この羊は依頼を受けて代理で購入したものなので、引き取られるまでのあいだは、
ここで暮らしています。
なかなか群れに馴染んでくれませんが、干したイモの蔓は食べてくれました。 |
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