昼間は放牧しますが、夜はみんな畜舎に帰って眠ります。
窓を開け、風通しをよくしていますが、畜舎の中はお世辞にも「いい香り」とは
いえません。
でも、干草と羊と乾いた糞尿が混じったにおいは、なぜか心を落ち着かせて
くれます。このにおいは、そんなにがんばらなくても生きていればなんとかなる、
というにおいです。
子供たちの中には、「くさい!」と言って畜舎に入ろうとしない子もいます。
このにおいの奥にある、生命のからくりを悟るにはまだ幼すぎるのかもしれません。
この子たちが大人になり、再び牧場に来る日まで羊たちと待っていたいと思います。
田んぼの中に羊の糞の山。 そう、あなたが食べるごはんの肥料です。 知らない方がよかった? |
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