2015年12月12日土曜日

いきなり春がきた。

 もう師走というのに、この暖かさ。
 おまけに昨日は風も強く、まるで春一番のようでした。
 これから寒くなるとは思えない毎日ですが、放牧場の草はうす茶色に枯れて、
12月らしい冬の色です。
 冬は羊たちの食べる草が少なくなるにもかかわらず、出産を控える雌羊にとっては
食べ物がたくさん必要になる季節。
 ここの羊たちは、農家の皆さんからの余りもの野菜や飼料に恵まれているので
安心ですが、自分の力で食べ物を得なければならない者にとって、冬を越すというのは
簡単なことではありません(飼育員を含む)。
春が来たと思って、新芽を求めてはしゃぐ羊たち。

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