2012年9月29日土曜日

出張放牧

 あくまでも試験的な試みですが、現在村内の二つの耕作放棄地に牧場の羊を
貸し出しています。
 いずれも放棄地だけあって雑草は伸び放題。
 果たして羊たちがこの荒れた畑をどこまで元通りにしてくれるのか・・。答えは一か月後。

柵や小屋、水の世話は畑の持ち主の方に
お願いさせていただきました。

2012年9月24日月曜日

ゴーヤ

 この夏、売店の日よけ代わりに植えたゴーヤが、たくさんの実をつけてくれました。
 ゴーヤは苦い印象がありますが、熟したゴーヤの赤い種はほのかに甘く、
同じゴーヤとは思えない程です。
 ゴーヤの葉っぱも苦いのですが、体に効きそうな苦味です。
( 羊は食べてくれませんでした。)
初めは苦く、最後は甘い、まるで体育系部活動のようだ。

2012年9月21日金曜日

繁殖期

 お彼岸に入り、ようやく朝晩は過ごしやすくなってきました。
 でも、牧場の羊たちにとってこの時期は、暑かった夏の疲れから体調を崩しやすい季節。  
 私たちも健康管理に気をつけましょう。
 さて、今年も牧場では繁殖の時期がやってきました。
 正しい家族計画もお構いなし。疲れを知らないオス羊は暇さえあれば、メスのお尻を追いかけています。
手当たり次第に、メスにアタックするテツ。
羊は草食系のはずなんですが・・・

 

2012年9月18日火曜日

羊の奇行 その2

 羊は好奇心が旺盛なのか、未知なものにとても関心を示します。
 食べ物以外にも、例えば壊れた机の脚などを置いてみると…
教訓  よくわからない内は首を突っ込むな。

2012年9月14日金曜日

テレビの取材

今朝、先日より依頼のあった某テレビ局のテレビ取材がありました。
カメラ、音響、インタビュアーの3人チームで、いろいろ角度からの映像を撮っていました。
午前中に収録して、夕方には流すとか。今から大阪に戻ってそんな時間あるのかなと
余計な心配をしていました。ちなみに番組名はおまじないの様な名前です。
今回は映される側だったので、写真はありません。あしからず。
 茶丸がいなくて残念!

2012年9月13日木曜日

収穫の秋の始まり その2


 前回、放牧場に捨てたとうがんが実をつけた事を、このブログで紹介しましたが、
今度は別の放牧場に捨てたかぼちゃが、ツルを伸ばし始めました。
 やはり羊の肥しが効いているのでしょうか?
 それにしても、羊は葉っぱならなんでも食べてしまうと思っていましたが、
かぼちゃやとうがんは今のところ無事にツルを伸ばし続けています。

2012年9月8日土曜日

境界線

羊にとっての境界線は、自分が前に進めるか進めないか、です。
粗末な柵は簡単に倒して前進あるのみ。
過疎化で荒れた畑や休耕田に羊を放してはどうか、とは誰しも考えること。
問題はどうやって羊をその畑だけに留まらせるのか、です。
水をひき、雨風をしのぐ小屋を建て、丈夫な柵を張り…。
もちろんお金をかければ方法はありますが、果たして見捨てられたその土地にそれだけの投資を
する気が起きるのか?その価値はあるのか?
 羊たちは「どっちでもいいよ」といいたげです。
放牧場の柵が羊の成果を証明しています。
来年はこの柵を撤去して右側にも放牧する予定。


2012年9月2日日曜日

収穫の秋の始まり

九月に入り、いつの間にかセミの声はツクツクボウシばかり聞こえるようになりました。
 牧場には、羊のために夏野菜を持ってきてくださる農家の方々がたくさんいます。
 今年もとうがんから始まり、ジャガイモ、キャベツ、きゅうり、かぼちゃ・・・・
 いずれも規格外ばかりなので、形も様々。
 大根のような巨大キュウリや、ヘチマのようなかぼちゃの味は、羊のみぞ知る、です。
食べきれずに腐り、裏庭に捨てたとうがんが、再び芽を出して実をつけました。
捨てる行為も、種をまく行為も、神さまの目には同じ様に映るのかも。