2017年2月20日月曜日

高齢出産

 前回のブログで、コケていた黄札9番のサフォークが今朝、
雌の双子を産んでくれました。
 この母羊は10才を超える高齢のため、2頭目の出産は飼育員も一緒に
手伝いましたが、今は親子とも元気にしています。
 もし、あの雪の中で誰も転んだ母羊の存在に気がつかなかったら?
 もし、今朝2頭目の子羊の存在に気がつかなかったら?
 そう考えると、死ぬ事と生きる事はどちらが当たり前なのか、
不思議な気持ちになります。
もちろん飼育員が感謝される事はなく、
むしろ近づくと威嚇されるのでした。

2017年2月12日日曜日

羊がこけた

 連日の雪で、牧場の道は凍って滑りやすくなっています。
 雪かきをしても、翌朝には一面雪景色です。
 それでも今朝は晴れてきたので、羊たちを放牧しました。
 元気よく飛び出していきましたが、斜面で転んだまま手足をバタつかせている
羊がいました。
 羊は横に倒れた時、前脚が浮いてしまうと立ち上がることができません。
 転んだ地形が斜めの所ではこの態勢になりやすいので、放牧する場所には
注意しましょう。でも、牧場に平らな所なんてあったっけ?
毛刈りをするなら今のうちだ!
「でも今日だけは勘弁して」