2017年1月31日火曜日

大きな子羊

 先週土曜日のお昼過ぎに、放牧していたコリデールが雄の赤ちゃんを産みました。
平均の倍近い大きさだったので、何度かの引き戻しを繰り返しての難産でした。
 母羊は出産後、後ろ足が思うように動かず、しばらく歩くことができませんでした。
子羊も自らの重さのせいかなかなか立たず、夜遅くにようやく立ちました。
「小さく産んで大きく育てよ」といいますが、この子羊がその逆にならない様祈ってます。
早くもオヤジの貫禄。
このままオヤジになってしまうのか?

2017年1月20日金曜日

双子が産まれました。

 羊は冬に子どもを産みますが、牧場でも昨日の夕方頃に
サフォークが双子の赤ちゃんを産みました。
 放牧中だったので外での出産でしたが、カラスが来ることもなく
母子ともに元気にしています。
 羊が双子を産むことは珍しくありませんが、やはり嬉しいものです。
 今年は放牧場も広げているので、わんぱくでもいいから、たくましく
育ってほしいと思います。(どこかで聞いたフレーズだ・・)
赤ちゃん羊は、たいてい呆然と立ち尽くすように固まっています。

2017年1月16日月曜日

今日は焚き火!

 昨日は夕方から氷点下になり、雪も降ったので今朝の牧場は真っ白です。
 こんな日は、北風で折れた枝を集めて、さっそく焚き火。
 まずは頼りない炎に小さな木屑を与え、空気を送り徐々に大きくなる火に
見合った枝をくべていく。その過程は羊の飼育に似ています。
 考えも無しに枝を与えすぎると煙だけになったり、大きくなり過ぎて
手に負えなくなり(コリデールの♂)あとが大変です。
 そして最後は火の始末。
 くべるのを止めて、残りの炭や燃えかけた枝をそっと集めて、空気の通り道をつくる。
この頃には小さなとろ火になり、何故か作業員たちは無口になります。
 そして火は静かに消え、合掌。いやいや。
ご覧の通り、風上は冬、風下は春の陽気でした。


2017年1月15日日曜日

北風

 昨日からの強い北風が、雪雲を運んできたので、今朝は放牧前から雪かきです。
とりあえず道の雪が片付いた頃に、また雪が降ってきました。(こうして人は年を取っていく…。)
 羊たちは、いったんは放牧場へ出たものの、食べるものが無い雪景色に
興味は無いらしく、昼過ぎには帰り支度を始めていました。まだ早いよ。
北風が雪雲を吹き飛ばして、快晴になりました!
でも、後ろから新たな雪雲を運んでくるのでした。

 

2017年1月14日土曜日

冬の空

 年明けから暖かい日が続いていましたが、いよいよ冬らしくなりました。
 昨日からチラチラと降り始めた雪は、今朝、うっすらと牧場を白く染めました。
 でもいつも通り放牧場へ、羊たちは元気良く、馬たちはダラダラと向っていきました。
 これから更に寒くなるという予報。
 こんな時は羊の体に指を触れてみると、手先が温もります。
放牧場や羊の管理はできても、お空の管理はどうしようもありません。

2017年1月6日金曜日

仕事始め

 今年最初のお仕事は、羊が壊した餌箱の修理でした。
 年が明けた自覚の無い羊たちに囲まれていると、こちらまで
時間の感覚が麻痺してきます。(お正月は何曜日だったっけ?)
 とはいえ、夕方に畜舎へ帰る時間だけは、飼育員よりも羊たちの方が正確です。
牧場のお客さんは、人とは限りません。
猫のお客は猫に任せておきましょう。

2017年1月2日月曜日

お昼寝

 好天に恵まれて、牧場はお客さんたちで賑やかです。
 正月休みののんびりした雰囲気が、羊たちにも伝わるのか、
珍しく芝生で横になって寝ていました。
 めったに見せない姿なので、よほど気が緩んでいたのでしょう。
羊には心地良くても、飼育員の心臓にはよくないです。


2017年1月1日日曜日

新春

 明けましておめでとうございます。
 昨年は多くの皆さまにお出でいただき、ありがとうございました。
また、各方面の方々からご助言をしてくださり、大変お世話になりました。
 今年はどんな羊が産まれて、その羊たちを通してどんな出会いが生まれてくるのか、
毎年のことながら楽しみです。
 良い一年になりますように。
元旦の羊たちの様子。
あたま下げてもらえるかな・・