2012年12月28日金曜日

雪降るまきば

 12月の牧場は積もるほどではありませんが、よく雪が降ります。
 それでも今日の雪は、牧場を白く染めました。
 この、雪の下の冷たい土から芽吹いた新しい草が、来年も羊たちを育ててくれるでしょう。
 今年は私たち職員も新たな環境に、仕事の種をまきました。来年はこの種がどんな花を
咲かせるのか、不安ながら楽しみです。
 今年も残りわずか。一年間このブログにお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
 それではみなさんも、よいお年をお迎えください。

 
 
草を食む事も出来ず、羊にとっては退屈な季節。

2012年12月15日土曜日

準備完了!

 広い畜舎の床さらいもようやく終わり、後はこの冬に誕生する新しい子羊を
待つだけになりました。
 いつ出産してもおかしくないような羊たちばかりですが、今のところまだ生まれていません。
 毎年の事ですが、今度生まれてくる子羊たちには、どんな運命が与えられるのでしょう?
 私たちに出来るのは、ただ病気にならないように見守ることだけです。

床さらいを終えて、後は茅を敷くだけ。
まきばのリッツカールトン スウィーツを独り占めにできる親子は誰かな?

2012年12月6日木曜日

畜舎の床さらい

  先日から羊たちの畜舎の床さらいをしています。
 羊の部屋は一年分の糞尿によって、床は30㎝程高くなります。この高く積もった糞を
年に一度さらうわけですが、羊たちに踏み固められた糞の床は、スコップはおろかフォークでさえ
なかなか刺さりません。
 毎年この床さらいには苦労していましたが、今年は強い味方が現れました。
 それは、村内の方からお借りした耕運機。固くなった床を耕した後なら、スコップで楽にさらう事が
できます。
 今回はこの耕運機のおかげで、腰を痛める事もなく仕事をさせていただきました。
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「俺はこんな事をするために生まれてきたんじゃない!」

 

2012年12月2日日曜日

焚火

マッチの火から3分後には、元気な火柱。
みなさん、火の元には気をつけましょう。
師走に入り、牧場の朝は霜が降りています。
 美しかった紅葉も終わり、木枯らしで折れた枯れ枝を片づける作業が始まりました。
 広い園内に散らかった、大小様々な枯れ枝を集めるとかなりの量になります。
 まるで「寒い時はこの枝を燃やして暖まりなさい」という森からの贈り物。
 それらを燃やした後は、残った「おき」で焼き芋の準備。
 実はそれが目的?いやいや・・・