2012年4月29日日曜日

草刈り部隊

大型連休が始まりました。お天気も良く、家族連れのお客さんでとても賑わっています。
 気候がよくなって過ごしやすい日中ですが、よくなるほど増えて困るのが、雑草の勢い。
 これだけ羊がいるんだから食べてもらいたいところですが、羊は柵の中で飼うことに
なっているので、外側に生える雑草はわざわざ人に頼んで刈ってもらっているのです。
 でも、裏庭なら問題なさそうなので、仮の柵を設けて羊を入れてみたところ、
草刈機では刈りにくい、狭い隙間の草まできれいにむしり食べてくれました。
 なんでもっと早く気が付かなかったんだろう?
利用されているとも知らず、黙々と草を食む羊たち。

2012年4月27日金曜日

小学校の芝

山添村の小学校では、数年前から校庭に芝を植えています。
 芝は伸びるのでいずれ刈ることになりますが、問題は刈った芝の処分。
 ここでは近くの空き地に捨てていたそうです。もったいない!
 というわけで、昨年から羊に食べてもらうことにしました。
 今年も一番茶ならぬ一番芝が届きました。
 山添小学校のみなさん、ありがとうございます。今年もよろしく。

どれも同じ芝なのに、右往左往・・・

2012年4月25日水曜日

あの桜咲きました。

鳥たちは歌い、青空は果てしなく、
 花は咲き、春風は心地よく・・
 これ以上何を求めようか。
 
 定休日ですが、行楽日和です。
 昨年の9月台風で折れた桜の木が、この春再び花を咲かせました。
 木の持つ生命力と、山に眠る無限の命の源には、いつも驚かされます。
 もちろん、羊の寄生虫も無限に増殖するんですけどね。

さくら咲きました。あっぱれ!

2012年4月20日金曜日

桜が咲きました。

桜が咲いても花より団子。
 牧場の桜は今が見頃です。
 とは言うものの、週末はあいにくの空模様。
 自然というのはどんなに美しいものも、
人の都合などお構いなしに勝手に訪れて、
そして去っていくので、もったいない気持ちで
一杯です。
 そんな私たちを横目で見ている羊たちが妙に、
自然界を悟っているように見えました。

2012年4月15日日曜日

桜が咲き始めました。

もう散り始めている地域もあるかもしれませんが、牧場の桜はこれからが見頃です。
 昨年は天狗巣病に悩まされて、あまり花をつけられなかったのでこの冬、
鋸を片手に荒治療を敢行。桜切る馬鹿と言われながらも枯れてしまうほど切り、
この春は不安だったのですが、何とか咲いてくれそうです。


いっそ木ごと倒したほうが・・・

ちょ、邪魔なんだけど・・

2012年4月12日木曜日

羊の名前

めえめえ牧場の羊たちは名前ではなく、首から下げた番号札や色の付いた紐で
識別されています。
 でも、お客さんの中には勝手に名前をつけて、呼んでいる方もおられます。
 案外、的を獲ている名前だったりすると、職員もいつの間にかその名前で呼んでいます。
 ところで羊は、こちらに向かってメーメーと鳴きますが、あれも羊が私たちに付けた名前を
呼んでいるのかもしれません。
唯一名前で呼ばれているボスとメリー。
ケンとメリーではありません。

2012年4月6日金曜日

子羊その後

  先日このブログでお伝えした、四月産まれのサフォークの赤ちゃんは、少々やせ気味ですが
おかげさまで少しずつ大きく育っています。
 神経質な母羊がなかなかお乳を飲ませてくれず、飼育員をやきもきさせましたが、
どうやらいつの間にかお乳を与えてくれているようでした。
 母羊から離れまいとついていく子羊もいれば、子羊から離れまいとついていく母羊もいます。
 親子関係は人も羊も同じにみえます。

2012年4月2日月曜日

また子羊が産まれました。

のんびり子羊とピリピリお母さん

 昨日の四月一日の夕方、サフォークの
赤ちゃんが産まれました。
これはウソではありません。
 放牧中に落ち着きがなくなり、さっそく畜舎の
個室へ。
 赤ちゃんは元気ですが、お母さんは
なかなかお乳を飲ませてくれません。
 仕方なく飼育員の手を借りるはめに
なりました。
 嫌がるお母さんに蹴飛ばされながらお乳を搾り、
嫌がる子羊を抑えてお乳を飲ませる。
 この仕事って、一体誰に感謝されてるんでしょう?