2011年8月20日土曜日

ねこと牧場の関係


羊から仕事を教わるキョウコちゃん

 めえめえ牧場には、現在ねこが
4匹います。訪れるお客さん達に
かわいがられたおかげで、
人に慣れて育ち、人気があります。
 いずれは自然に淘汰されて
いなくなってしまうねこ達ですが、
牧場にとって、ねずみを捕ってくれる
大切な番人です。
 ねずみは羊の餌を食い荒らしたり、
やっかいな病原菌を体に付けて
畜舎の中を駆け回るので、増えて
もらっては困るのです。このねずみの
駆除に、ねこの効果はてきめんで
現在、ねずみの被害は全くなくなりました。
 しかし、ねこも餌を与えすぎると、
ねずみを捕ってくれません。
だからといって与えないと、出ていってしまいます。この、餌の量とねこの我慢の限界を
見極める事が、カギとなります。
 まるで、海外移転を考える大企業と、それを引き止めたい政府の駆け引きのような、
お話でした。(おおげさかな?)
 ちなみにここのねこたちは、ハエやゴキブリはもちろん、ハチやムカデも獲ってくれます。
刺されないのでしょうか?

2011年8月4日木曜日

羊の糞vs人の糞

こちらは人のたい肥。加工されているので臭いはまったく
ありません。
  ご無沙汰してしまいました。
 めえめえ牧場には羊のほかに
つつじもたくさん見ることができます。
 もともとこの牧場のある神野山は
つつじの美しい名所でした。
過疎化と共につつじの手入れが
困難になり、花をつけなくなって
しまいました。
 今、役場の皆さんや地域の
方々が、再びつつじの花を
咲かせようと考えています。
 まずはたい肥の実験。
 人のたい肥と羊のたい肥を
それぞれ蒔いて、花の咲き具合を
比べるというもの。来年の春まで
羊のたい肥を蒔いたつつじ群。来年がたのしみです。
結果のわからない、気長な実験です。


 ちなみに今年は何も蒔いてないのに
花が咲いたんですけどね。
 ところで、めえめえ牧場では羊の
たい肥を無料でお分けしています。
欲しい分だけ袋をご持参してくださいね。